意外と知られていない騒音性難聴

こんにちは。

今週末は一気に暖かくなるようですね。

で、寒の戻りが来て。

こういう時が最も体調を崩しやすいため、

皆様ご注意を!

 

さて、昨晩TBS系列で放送されていた「マツコの知らない世界」

ご覧になりましたか?

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その道のプロやマニアがマニアックに紹介していくこの番組。

私のお気に入りです。

昨晩は「耳栓」のマニアが登場して

色々な耳栓を紹介していました。

耳栓をするというのは主に「騒音を防ぐ」「集中力を高める」ために用いますが、

今回はその「騒音」にクローズアップしてみましょう。

騒音が原因で引き起こされる難聴を「騒音性難聴」といいます。

「騒音性難聴」は、『音の大きさ』×『音にさらされた時間』で決まります。

聴力にダメージを与える可能性がある音は85dB以上と言われています。

具体例を見ていきましょうか。

まずは「イヤホン」

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聴いている音の大きさにもよりますが、

たいていの人は90dB以上で使っています。

なので、毎日ヘッドホンで大きな音を聞き続けていれば、

いずれ難聴は現れます。

 

意外と盲点なのは「ドライヤー」

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ターボモードだと、110dBに達します。

これってロックコンサート会場と同じ程度のレベルです。

当然ながら、毎日ドライヤーをターボモードにして使用している習慣がある人は、

騒音性難聴になるリスクは他の人より高いということです。

何十年と毎日のように爆音を聞き続けていれば、

そりゃよくないですよね。

 

日常生活の中では、

地下鉄構内や車内がやかましい代表格。

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80~90dBに達します。

地下鉄の車掌さんも騒音性難聴になるリスクが高いです。

鉄工所にお勤めの方などもそうですね。

各国の軍隊でも砲撃の音で難聴になることが問題となっています。

 

いかがでしたか?

年齢からくる難聴は避けられないところはあっても、

このような騒音性難聴は少しの注意でリスクを軽減させることができます。

皆様も騒音にはご注意を。