補聴器が原因で耳穴に傷?原因は・・・。

こんにちは。

大阪市旭区にあるケアハウスに

補聴器の調整でご訪問。

先ほど帰って来ました。

花粉飛んでますね-。

目がショボショボします。

 

先日、

「最近補聴器の出し入れをする時に耳の中が痛い」

とおっしゃるお客様が。

耳の中を観察すると、

少し皮膚がめくれて赤くなっていました。

補聴器が原因で傷がついたとは考えにくかったので

伺ってみました。

「耳かき結構強くやります?」

201621612625.jpg

すかさず隣に座っている奥様が

「毎日のようにやってます!」

おそらく、耳かきで傷がついたのでしょう。

傷が癒えるまで補聴器はお休みした方がよいことをお伝えしました。

耳の穴の皮膚はとても薄いので、

傷がつきやすいのです。

少しの強さでも充血したりします。

 

それよりも、

基本的に耳かきは不要って知ってました?

気持ちいいのでついつい耳かきしたくなるものですが、

基本的に耳かきはしなくてもいいのです。

その理由として、

・耳垢は外耳道を守っている

・耳の構造は耳垢が自然と外に排出されるようにできている

・耳かきをすると、かえって耳垢を奥に押し込むだけ

こんな感じです。

それでも耳掃除をしたい方!

おすすめの方法は、

「月に一度耳穴の入口から1cmほどを軽くなでる程度」

これで十分です。

耳鼻科さんでもそれ以上の耳掃除は勧めていません。

 

ちなみに綿棒なら大丈夫?

2016216121545.jpg

答えはNO。

綿棒も正しい使い方は上に書いたおすすめの耳掃除と同じ。

ゴシゴシ使うのはNGです。

最近では綿棒メーカーの注意書きにも

「外耳道内には入れないで下さい」

といった耳かきNG表記が増えています。

 

正しい耳のお手入れで

耳をしっかり守りましょうね。