昨日の水曜日。
お店を手伝ってくれている妻が通常はお休みの曜日ですが、
前日夜に
「明日は忙しくなる気がする」という予言があり、
妻、スクランブル出勤。
予言見事的中。
私一人では対処できない賑わいでした。
大勢のご来店ありがとうございました!
昨日、初めてご来店なさったお客様で、
これまでも何度か補聴器を着けようとトライしたことがあるとのこと。
でも、なかなか思うような聞こえにならず、
補聴器生活をスタートできていないとのことでした。
お聞きすると、
補聴器を借りてみてすぐ、観劇などで思うように聞こえるかを判断材料とされていたようです。
できる限り希望に添った補聴器を提案するのは、私たちの務め。
音の調整ももちろん大切な要素ですが、
何年も聞き忘れていた音を思い出すためには
さすがに2,3日で補聴器の効果を発揮させるのは難しい。
特に大勢人がいる会場や賑やかな場所で、いきなり補聴器を使用してもなかなか難しい。
やはり、手順を踏んで、
補聴器から聞こえてくる音に慣れ親しんでいくためには
ある程度の期間は必要です。
その期間が2~3ヶ月の方もいれば、
1年という方もいます。
一つ言えることは、
今日の聞こえより、1ヶ月先、半年先のほうが
補聴器から奏でられる音を
体が、脳が理解しはじめ、
聞きやすくなることを実感できるはずです。
例えるなら、
新品の靴は最初きつかったりしますよね。
靴ずれになったり、窮屈だったり。
でも、履きならしていくと
今日よりも1ヶ月先、1ヶ月先よりも半年先には
より足にフィットして履きやすくなる。
それと似たところがあるような気がします。
ただし、
それもこれもちゃんと音の調整ができていることが大前提。
そこは補聴器を調整する人の腕にかかっています。
皆さんも腕のいいお店に巡り会えたらいいですね。