8月15日。
今日は終戦記念日です。
終戦の年に生まれた方も今年で70才。
補聴器が必要な方も多く見受けられる年齢です。
ちなみにある団体が「補聴器の着け初めは何才か?」というデータを集計したところ、
75才だったそうです。(7~8年前のデータなので、今ではもう少し早くなっているかもしれません)
これは75才頃から補聴器が必要というのではなく、
本当はもっと早い段階で装用すべき方を多く含んだ結果です。
実際、聞こえにくいなと感じ始めてから
実際に補聴器を使用するまでは
6年の歳月を費やすというデータも存在します。
補聴器使用開始年齢=75才
聞こえにくいと感じてから補聴器を使用するまでにかける年数=6年
つまり、67~68才頃から聞こえにくさを実感している方が平均的ということになります。
6年我慢しているわけです。
年齢から来る難聴は回復が難しいので、
待っていても
我慢していても
聴力は現状維持か、さらに低下することになってしまいます。
補聴器の早期装用をおすすめするのは
少しでもご自身の聴力が残っているうちに使用を開始した方が
補聴器の効果もより大きく、
また補聴器に慣れるスピードも速いためです。
聞こえにくさを我慢するのはとてもストレスを伴うこと。
目が見づらければメガネをかけるのと同様、
耳も早め早めの処置が必要です。